2009年12月31日
ピーからの挨拶
薪ストーブを焚いていると、ピーのやつは、おとなしくソファーで寝てばかり。今日は、一日中庭で遊んでいたから疲れたのだろうか、それともストーブの暖かさがよほど気持ち良いのだろうか。
それから子猫のピーが、皆さんに年末の挨拶をしたいそうです。まだ、皆さんは猫語がお解かりにならないと思いますので、僕が通訳します。
「今年は、いろいろお世話になりました。皆さん、特にKさんのおかげで、この世に生き延びることができ、そして素敵な主人に出会うことができました。毎日 を楽しく健康に過ごしています。来年には、立派な山猫になるように精進しますので、引き続きご支援のほどをよろしくお願い致します。では、皆様、良い年を お迎えください。」 以上
ミヤマホオジロ
2009年12月26日
薪ストーブを焚く
僕のスリッパにじゃれていたピーが、突然、壁板を凝視した。何を見つけたのかと思ったら、クサギカメムシだった。ストーブで部屋が暖められたので、部屋のどこかで越冬していたのが這い出してきたのだろう。ピーは、得意の猫パンチで攻撃しているが、どことなく腰が引けている。ひどく臭いのだろう。ついにカメムシは無事に逃げ延びた。こんな小さな虫が、強烈な臭気を放つおかげで、猛獣の子猫を退散させたのだ。
今週から、薪ストーブに火を入れた。これまで小屋でゆっくり過ごすことも少なかったし、薪ストーブを焚くほど、寒い日が無かったからだ。つくずく薪ストーブは、いいものだと思った。生活空間のすべてが優しく暖まって、身体はもちろん心までくつろぐ。それに、メラメラ燃える火を眺めているだけで、ゆったりした時間を味わえる。時々、小さくはじける音とゴトリと薪が転がる音がするだけ。この安物の薪ストーブがあることで、どれほど冬の生活が楽しく豊かになることか。 静まり返った山小屋で、子猫をひざに乗せて、赤々と燃える薪の炎をぼんやりと眺めている・・・・・なんか映画か小説のワンシーンのようで、一人で笑ってしまった。
今週から、薪ストーブに火を入れた。これまで小屋でゆっくり過ごすことも少なかったし、薪ストーブを焚くほど、寒い日が無かったからだ。つくずく薪ストーブは、いいものだと思った。生活空間のすべてが優しく暖まって、身体はもちろん心までくつろぐ。それに、メラメラ燃える火を眺めているだけで、ゆったりした時間を味わえる。時々、小さくはじける音とゴトリと薪が転がる音がするだけ。この安物の薪ストーブがあることで、どれほど冬の生活が楽しく豊かになることか。 静まり返った山小屋で、子猫をひざに乗せて、赤々と燃える薪の炎をぼんやりと眺めている・・・・・なんか映画か小説のワンシーンのようで、一人で笑ってしまった。
2009年12月18日
12月の朝
2009年12月8日
添い寝の相手
ベットで寝ていたら、左の頬に何か暖かくやわらかなものが触れるたので目が覚めた。闇のなか、薄目を開けて見ると、僕の隣に、可愛い「女の子」が添い寝している。・・・ まるで、聊斎志異の世界だ。もっとも、僕の場合は、隣に寝ているのが狐でも幽霊でも柳の精でもなく、子猫のピーだけど。
近頃、めっきり寒くなったからか、僕が眠り込んだ後、ひとしきり小屋の中で走り回ってから、そうっと布団にもぐりこんでくる。そして、朝まで添い寝するのだ。その格好が、実に可愛い。僕の腕を枕にして、お腹を上にして気持ちよさそうに眠っているのだ。時々、夢でも見ているのか小さな声で鳴く。僕が寝返りを打っても起きない。こんな姿を見て、この小さな動物にすっかり信頼してもらっているのだと思うと嬉しくなってくる。
ここで、最近読んだ本を紹介します。それは先月25日に出版したばかりの中公文庫で、タイトルは、「猫」。 猫と暮らし、猫を愛した作家たち(井伏鱒二、谷崎潤一郎、大仏次郎、寺田寅彦、柳田國男など)が、半世紀前に、思い思いに綴った珠玉の短編集です。是非、この本を読んでいただきたい。きっと、ますます、猫が好きになるでしょう。
2009年12月6日
やさとの雲海
集落を登りきった高台で振り返ると、後にした八郷盆地の底に溢れるように真っ白な雲がたなびき、それに透明な光が当たって、荘厳ともいえる光景が展開していた。息を呑むような美しさである。思わず、車を止めカメラを取り出した。この光景は、年に数回現れるという八郷盆地の雲海である。雲が、盆地を埋め、山の頂だけが孤島のように突き出ている。集合時間のことなどすっかり忘れて、ただ、呆然と見とれていた。(写真をクリックすると大きくなります。右の山懐に木守小屋があります)
2009年12月4日
イチョウもすっかり裸になった
昨日と一昨日の2日間、ピーに留守番させて、流山に帰っていた。どんな様子だったか気になっていたが、思いのほかおとなしく過ごしていたようだ。悪戯も無かったし、部屋も汚してなかった。山盛りにしておいたキャットフードだけは、すっかり空になっていた。よく食べて、よく寝て、遊んでいたようだ。ドアを開けるなり、よろこんで飛びついてきた。
今日は、朝からすっかり晴れて、低い位置の太陽が庭の斜面に沿って光を投げかけている。紅葉した葉を照らす光が、逆光となって美しい。森のほうから、サワワーという音が聞こえる。なんだろうと思ったら、時折吹く過ぎる風が、森の枯葉を落す音だ。近くの銀杏畑のイチョウも、すっかり葉を落とした。
二日間も、小屋に閉じ込めておいたので、ピーを庭に出した。最近は、自分の縄張りをつくったようで、外に出してもあまり遠くに行かない。僕も、安心して自分のことが出来るようになった。(写真をクリックすると大きくなります)
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