2012年4月29日

陶炎祭



今日から笠間で陶炎祭が開かれているのを思い出した。知り合いも出店しているはずだ。僕は友部からシャトルバスを使用したからよかったものの会場付近はすごく渋滞していた。天気も良く、多くの人で賑わっている。友人たちも「まずまず売れている」という。ピーのおみやげに、蓋にオオカミが乗っている香炉を買った。
帰りに、本戸の「P dog5」に寄って食事した。庭は、つい先日までの様子から一変して、若い緑と様々な花の色に溢れている。視線を上げると、山肌のパステル調の新緑が美しい。
陶炎祭は5月5日までの開催。行かれる人は、友部の旧畜産試験所からのシャトルバス(無料)利用がおすすめです。


2012年4月28日

御前山の春

「つくば環境フォーラム」の観察会で城里町の御前山に行った。山は、いま春たけなわ。芽吹いたばかりの林の下には、びっしりとニリンソウの花が咲いている。写真をクリックすると、パソコンから山の空気が流れてくるかも。


2012年4月26日

トチノキもホオノキも芽吹いた

トチノキもホオノキも芽吹いた。トチノキは葉脈が美しい。
ホオノキは、薄い皮膜に優しく包まれている。
いずれも、これから大きな葉をつける。
今にも雨が降りそうな空模様

2012年4月25日

ブナの若葉

庭のブナの新芽が、爆発的に伸びている。つい先日まで、堅い冬芽だったのが綻んだと思ったらスルスルと伸びて、白い産毛に包まれた若葉を広げた。まだ、生まれたばかりの茎は柔らかく弱々しいので、先端が垂れ下がっている。何者かに折られたのだろうか、その一つの枝が萎れていた。僕は覚えが無い。周囲を見回して、すぐに犯人が解った。ワラビを摘みに庭に入った人だ。出たばかりのワラビが摘まれて一本も無い。今夜、御浸しにして初物を食べようと思っていたのに、先を越された!残念! まあ、これから次々と生えてくるから、いいか。

2012年4月24日

筑波山のカタクリ

近所の人と、裏筑波山のカタクリを見に行った。標高600m付近では、もう最盛期を過ぎていたが、中腹の700m付近では今が見頃。ブナの林床にカタクリの花が広がっている。どの花も、久しぶりの日の光を浴びて、可憐な花弁を思いっきり反らしていた。



今朝の庭

新しいカメラ(GXR)のテストで庭の写真をアップする。解像度も発色も合格だ!新緑がまぶしい。(写真をクリックして大きな画面でどうぞ)

2012年4月22日

小屋は花盛り





肌寒い日が続くが、今、小屋は花盛り。ツバキ、ヤマブキ、モミジイチゴ、リキュウバイ、シャクナゲ(春一番)、クリスマスローズ、ミヤマシキミ、アオキ、ヤマザクラ、スモモ、レンギョウ、ナツグミ、ムサシアブミ(最近、Kさんからいただいた)、クサノオウ、ムラサキケマン、カキドオシ、ヒメオドリコソウ・・・。ざっと、デッキから見渡しただけでも、芽吹いたばかりの木々の間から、たくさんの花が目に入る。中でも、カキドオシの紫の絨毯は見応えがある。足で踏むと地面から爽やかな香りが立ち登ってくる。何時だったか、以前、この草のハーブ・ティーを益子のSTERNETで飲んだことがある。
先月の末に植えたジャガイモの芽が地面から出ているのを見つけた。雨が降って水が溜まったのだろう、田んぼの方からカエルの大合唱が聞こえる。



2012年4月19日

桜川のヤマザクラ





誘われて、岩瀬の「磯辺桜川公園」へ桜を見に行った。まさに今が見頃。ここは「西の吉野、東の桜川」と言われる、知る人ぞ知る桜の名所である。何しろ千年の歴史を誇っている。紀貫之も後選和歌集で「常よりも春辺になれば桜川 波の花こそ間なく寄すらめ」と詠っているし、世阿弥の謡曲『桜川』の舞台でもある。その辺の桜公園とは歴史も品格もまったく違う。それにしても、訪れている人影はまばらで、僕らの他に2、3人だけ。現代人は、あの品の無いソメイヨシノに毒されてしまっているのだろうか。(携帯の写真)



2012年4月14日

道祖神峠を下る




良い子はこんなことをしてはいけません。車で道祖神峠を下りながら、片手にiPhoneを持って撮影しました。動画のテストです。うまくいったら、ヤマザクラのトンネルを走る映像をアップします。もし、アップが無かったら、谷底に落ちたのかも(笑)。


2012年4月12日

見事なシダレザクラ


前回のブログで紹介した本戸のシダレザクラが見事に咲いた。エドヒガン系の枝垂で、樹齢は300年ぐらいかな?(写真をクリックしてください)
僕の山小屋にも、同じ品種のシダレザクラがある。宍戸の光明寺の住職が、境内の古木に実った種子を蒔いたところたまたま発芽したのだそうだ。小屋のはその幼木をいただいてきたものである。植えてから、今年で約12年になるが、まだ、上の方の枝先にわずかに花をつけるだけ。写真の木からすれば、赤子のようなものだろう。今から二、三百年後が楽しみである(笑)。



2012年4月9日

また、シダレザクラ

今日もシダレザクラを見に行った。昔から特に桜が好きだった訳ではないが、八郷や笠間に点在するシダレザクラに出会ってからというもの、この季節になると桜を訪ねて歩き回るようになった。しかし、いわゆる「桜の名所」には、まったく興味が無い。ひっそりと咲く、古木の雰囲気に魅かれてである。この桜は、笠間のはずれにある個人の屋敷の中で咲いていた。まだ、7分咲きというところ。手前が梅の花、奥がヤブツバキ。絵に描いたような日本の里風景だな〜。

2012年4月8日

板倉のシダレザクラ


母親にせがまれて、北関東のあちこちの桜を探して回った。まだ、どこも1分咲き程度である。諦めかけて帰る途中、群馬県板倉町のはずれの集落でこのシダレザクラと出会った。村の古いお堂の前で咲いていた。きっと、毎年、周辺の人たちが開花を楽しみにしている樹なのだろう。次々と、お年寄りをつれた家族が訪れては、皆で花を見上げてため息をついている。(写真をクリックすると大きくなります)


2012年4月7日

梅の古木

今週の2日、知人らと笠間までドライブした。道の途中の本戸集落にある小高い丘の上に、真っ白な花を纏った大木が、青空を背景にしてすくっと屹立しているのを目撃した。
梅だろうか? 桜だろうか? 桜にしては早すぎる。それ以来ずっと気になっていた。とうとう、今日、確かめるために再び笠間へ向かった。果たして、それは梅の古木だった。すでに花の盛りを過ぎたといえ、老嬢のような気品ある姿で丘から見下ろしていた。



2012年4月6日

春の夜

青く澄んだ夜空に満月。八郷の谷は月の光に満ちている。たった今、小屋の外に出てみると、西の夜空に筑波山がシルエットになって浮かんでいる。その女体山のテッペンに光の点が明るく輝いている。金星だ! 急いでカメラを取りに小屋にもどって、この写真を写した。手持ちではブレるからと、再び戻って三脚を持ってきたが間に合わなかった。すでに金星は山の向こうに落ちていた。
写真の山頂は金星の光。左中腹の黄色いのは京成ホテルの明かり、その下の2本は風返し峠の明かりだ。