手前は収穫前のそば畑。一面に白い花が咲いている風景を想像してほしい。 |
いずれの古墳も、眼下に恋瀬川やその支流、谷津をのぞむ台地の上にある。稲作に適した平地、豊かな水のめぐみ、北西の冷たい風を遮る山々の連なり、木材や肥料、燃料を提供する森林、いたる所で採取できる粘土や岩石、砂鉄。さらに、眼を上れば、正面には神々しい筑波山の姿・・・。きっと、霞ヶ浦から恋瀬川を溯ってきた古代人は、このような物質的にも精神的にも恵まれた土地と出会って、心から感動したのに違いない。今回のハイキングでは、参加者にこの古代人の感動が少しでも伝わればと思っている。
小春日和の空の下、下見のコースを歩いて、改めて我が八郷の素晴らしさを味わった。
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