2017年12月19日

好きな冬がやってくる


 
 今日は気分が良い。冬を迎える準備が全て完了した。この冬に必要な薪を確保する目処がたった。今日、その半分を貰って来た。残りは、薪置き場が完成してからだ。薪が十分にあるだけで、体も心も暖かくなって豊かな気持ちになれる。これは、春になってジャガイモを植え付けただけで、食物が確保できたようで幸せな気分になれるのと同じだ。

 それに、寒さが嫌いな観葉植物も部屋に取り込んだ。小屋のテーブルは、植物たちに、すっかり占められた。しかし、これも楽しいこと。すぐ目の前で、瑞々しいオオタニワタリやガジュマロの葉をじっくりと観察できるからだ。

 早速、夕方から、薪ストーブを焚いた。時々、コチ、コトと小さく音を立てながら、静かに火が燃えている。部屋は暖かな空気で満たされた。テレビからはドイツレクイエムが流れている。その時、Oさんからクリスマス兼忘年会の誘いがあった。

いよいよ、僕の好きな冬がやってくる。


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